MARIA‘S SHELF

人と同じを極端に嫌がる民。

ぼっちでクラブ凸ってみた

 

 

それは、28日の夜の出来事。

 


その日は土曜日で、12〜21時のフルタイムシフトをこなした後

 


うちのバイト先のミーティングがあり、

 


お店を出たのは22:30を過ぎていた。

 


札幌駅から自宅までは飛ばせば15分で着くので、最低気温が一桁になったこの時期でも私は交通手段として自転車を愛用している。

 

 

23時に帰宅してからTo do リストを確認し、

 


課題を貯めているな、と思いながらも自分を甘やかすことにした。

 


バイト中にきていたLINEを返し、洗濯物を洗濯機に放り込もうとリビングまで出て行くと、

 


鳩が豆鉄砲で撃たれた!みたいな顔をした母が、こちらを見ていた。

 


どうやら30分前に私が帰宅したことに気づいていなかったらしい。

 


歌いながら入場したというのに。気づけよ。

 

 

母が作ってくれたロールキャベツを食しながら、私は自分にちっとも睡眠欲がないことに気づいた。

 


クローゼットには長年趣味で貯めてきた衣装のストックがあった。

 


その日は暖かくて、札幌のこの時期にしては珍しく、アウターなしで外出できるほどの気温だった。

 


Instagramを開くと、様々な仮装に身を包んだ人達の写真がアップされていた

 


加えて、母の一言。

 

 

 

「今日はハロウィンシーズンで土曜日なのに、あなたは家にいるの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10分後、私は持っている中で一番お気に入りの衣装を着て家を出ていた。

 


赤いスカートで後ろに大きなリボンのついた、巫女さん。

 


行く先も行く相手も何一つ決めずに出て来てしまったので、とりあえず友人に連絡を取った。

 


いつも夜遊びする相手、というか「行こう」と言った1時間後には落ち合える悪友。

 


そんな悪友がいることに感謝しながら連絡を待つが、返事が来ない。

 


幸か不幸か、自宅はすすきのからタクシーでワンメーターの距離なだけあって

 


悪友から既読もつかない内にすすきのに到着してしまった。

 


しばらくぶらぶらしていると、返事は来た。

 


もう終電がないからそもそも辿り着けない、と。

 


灯台下暗し。

 


家が街中から近いせいで終電を気にしたことがなかったことを猛省。

 


そして、しばらくの逡巡。

 


基本的に年がら年中一人で色々な所に行きまくっている私でも

 

 

流石に一人でナイトクラブに行くことに抵抗はあった。

 


一人カラオケ、一人ファミレス、一人焼き肉、一人映画館、一人水族館までならやったことはある。

 


それにしても、札幌は狭い。

 

 

時折札幌の狭さが憎らしくもなる。

 


考えながら歩いている間にクラブの前に着いてしまった。

 


時間にして5分もなかっただろうか。

 


25時を過ぎていたため行列はなく

 


コスプレの優先入場などなくても、すぐに入場できる状況。

 


ここまで来て引き返したら、きっと母にバカにされる。

 


私はコスプレ優先入場専用の入口から、入場した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく。